犬と乳がんと私

乳がん一年生のブログ初心者。予後不良因子と向き合い治療中。暴れん坊トイプードルの成長も一緒に綴っていきます。

先代犬『はぐ』のこと

2020年6月20日まで天使と暮らしていました。

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先代犬の『はぐ』と申します。

女の子のトイプードルですが、タイニープードルサイズの本当に小さくて愛らしい子でした。

 

 

昨年、私の誕生日の2日後、

9歳7ヶ月で本当の天使になってしました。

 

***

 

当時、小5だった娘のクリスマスプレゼントにトイプードルを考えていて、チワワのブリーダーさんからでしたが良いご縁があり、はぐが2ヶ月の時、我が家に迎え入れました。

 

犬を飼うのが初めてで、全てが手探りの状態。

先ずはトイレをどうやって覚えさす?

そんな心配もよそに、次男がクルクル回ってるはぐをトイレに乗せただけで、一度でトイレを覚えてくれました。それからはもうそこがトイレと認識して失敗したこともほぼありません。

 

人が大好きで、すぐに膝の上に乗ってくる。

お腹を見せてみんなに可愛がってもらう。

本当に可愛いな〜この子は自分の武器がわかってる!(親バカですみません)

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とても飼い主に従順で、100%の信頼を寄せてくれていました。普段は高い所が怖いくせに、私が階段に腰掛けて「ジャンプ!」と言うと膝の上にシュタッ!!!と飛び乗ってくる。

 

どんな時でも、こちらが膝をついて「はぐおいで!」というと、弾丸のように飛んできてシュタッ!っと膝に飛び乗る。

 

はぐの自慢話は尽きません。

 

賢いお話で、ひとつ。

 

「待て!」が完璧すぎて、ごはんの前に待てをさせてたんですね。

途中洗濯機が止まった音がして、私は「待て」をさせてたことを忘れて洗濯物を取りに行ってしまったんです。しかもきっちり干してリビングに戻ったところ。

キュ〜ンキュ〜ンと悲しい声が…

なんと、はぐが待てをしたままごはんを我慢してるではありませんか!!!

この時は本当に申し訳ないことをしたと何度「はーちゃんごめんね💦」と謝ったか。

本当にダメな飼い主でごめんよ。(>_<)

 

はぐが従順なのは性格かもしれませんが、厳しく躾しすぎちゃったのではないかと、

今では切なく思います。

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はぐが7歳の時です。

トリミングのお姉さんから毛が伸びてませんねと言われ気になってたんです。

 

ちょうど健康診断の時期だったので、かかりつけの病院で検査をしてもらいました。

 

診断は、クッシング症候群

クッシング症候群は体内で作られる副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。

 

そういえば水もよく飲むし、おシッコの量も多く色も薄い。

お腹が膨れてるような気がする(いわゆるビールっ腹のような感じ)

先生からいろいろ聞かれて、ようやくはぐの異変に気がついたくらいで、それまでは体調の変化に全く気が付いていませんでした。

 

だって、はぐはお散歩大好き!おもちゃで遊ぶのも大好き!元気そのものでしたから。

 

クッシング症候群を患ってからは最初は2ヶ月に一回病院にかかりお薬で治療していました。

その効果もあって、毛艶もよくなり、お腹の膨らみもなくなりました。

体調は相変わらずよくて、ぴょんぴょん飛び跳ねるおてんば娘のまんま。とても病気持ちとは思えません。

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8歳の健康診断の時、腎臓の数値も悪いからと月2回の点滴も追加されるようになりました。

 

病院では血液検査ばかりされていて、私はこんなにも元気なのに…また今月も検査!?

ワンコを飼うにはお金がかかるのは重々承知でしたが、私と主人はだんだん病院に不信感を抱くようになってしまいました。

 

先生が途中で3回も変わったし、はぐの体重を測らない日もある。

しかも他のワンちゃんと勘違いしたのか、前回と真逆の痩せてなくてよかったと言うんです。

ずっと太らないように言われてたのに…

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9歳からは、とうとう週一での病院通いになってしまいました。腎臓の数値が悪いということしか言われていません。

元気なのになぜ薬や点滴が必要なのかの説明もありませんでした。

 

近所のワン友さんに会うと、どうしても動物病院の愚痴が出てしまいます…

 

みんな、あそこの病院は儲け主義だよって口を揃えて言うんです。

 

そこでワン友さんに紹介してもらって、セカンドオピニオンを受けることにしたんです。

そちらの先生からは、腎不全と診断されました。

先生が腎臓を図解で説明してくれて、それがとてもわかりやすく、腎臓の細胞は死んでしまうと復活しないから、現状維持のために週一の点滴は必須とのことです。

週一の点滴なら前の病院と治療は一緒でしたが、結局こちらの先生の説明に納得したので、主人と話し合って病院を変えることにしました。

それが去年の3月。

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毎週せっせと点滴に通っていたのに、6月に入ったくらいから急に散歩も歩かなくなってしまいました。

散歩には喜んで出るんですけど、おトイレが済んだらそこから歩かなくなってしまいます。

暑くなってきたから歩きたくないのかな?

途中から私が抱っこをして散歩するようになりました。

本当は歩くのが辛かったんだよね…ごめんね元気って思い込んでて。

 

6月19日、前日からご飯を食べなくなり、突然水みたいな嘔吐を繰り返すようになりました。

午前中に慌てて病院に連れて行くと急性膵炎ということでした。

入院したら80%は助かるけど20%はダメですがどうしますかと聞かれて、こっちはもちろん助かると思ってますから入院をお願いしました。

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6月でも雨で寒い日でした。

はぐがブルブル震えていたのでお洋服を着せてあげました。これが最後の写真になります。

なんでもっとたくさん撮っておかなかったんだろう…

 

6月20日、翌朝9時頃です。

出勤途中、病院の先生からまさかの亡くなりましたの電話が…

今日は何時に面会に行けるだろうかと、考えていた最中の出来事だったので職場で茫然自失です。

仕事中だから泣くこともできない…喉に鉛が詰まっている感じを我慢しながら仕事をしていました。

この日に限って家人がみな仕事で誰もお迎えにいけません。

申し訳ないけど仕事を昼で早退させてもらって、はぐを迎えに行きました。

 

はぐは箱の中で冷たく横になっていました。「ごめんね、ごめんね…」私は、はぐにごめんねしか言えません…

病院では声を出して泣きたいのをずっと我慢していました。

 

朝、看護師さんが亡くなってるのを見つけたそうです。何時に亡くなったのかもわからない。

はぐをひとりぼっちで旅立たせてしまった…

自分を責めるばかりで先生には何も言えませんでした。とにかく早く家に連れて帰りたかった。

 

昨日入院で預ける時に、私は診察室からサッと出てしまったんです。いつまでも私の姿が見えていたら寂しがると思ったので。

なぜあの時、「待てだよ」って声をかけなかったのか…はぐは「待て」がわかるのに。

お母さんどこ行くの?自分は捨てられたの?

って、はぐは思ったかもしれない。

こんなにあっけなく旅立ってしまうなら、はぐの大好きな私の膝の上で看取ってあげたかった。

 

帰りの車の中、やっと声を出して泣きました。やっと2人になれたねって。そうは思っていても、心の中ではごめんねごめんねを繰り返すばかり。。。

 

病院変えなきゃよかった?

歩くの辛かったのに、最後までトイレにちゃんと歩いて行ってたね…粗相しても良かっだんだよ。

お母さんが怒ると怖いから頑張っちゃった?

何を思い返しても自分を責めることしかできません。

 

夜、主人、娘、義母。

息子達にはLINEで報告。

はぐを囲み、みんなで涙しました。

大好きだったお芋とおもちゃ、お花をお供えして。みんなで声をかけました。

「キレイな子だね。可愛い子だね。いい子だね。いい子だね…こんないい子いないね。」

聞こえてる?みんな、はぐが大好きだよ。

うちに来てくれて本当にありがとう。

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***

 

これはどう捉えられてしまうかわかりませんが、2020年はぐとの別れが、間違いなく自分が乳がんに罹患したよりも辛い出来事でした。

デビルハルを迎えるまでノドの鉛は消えませんでしたから。

 

今でもハルとはぐをいろいろ重ねてノドの奥に鉛は出現しますが、きっと私がこれ以上泣かないようにハルがデビルっぷりを発揮してくれてるんでしょうね(^-^)