犬と乳がんと私

乳がん一年生のブログ初心者。予後不良因子と向き合い治療中。暴れん坊トイプードルの成長も一緒に綴っていきます。

映画『夏への扉』を原作で確認

先日、山崎賢人主演の映画『夏への扉』を鑑賞してきました。

natsu-eno-tobira.com

夏への扉』(なつへのとびら、原題:The Door into Summer)は、アメリカのSF作家ロバート・A・ハインラインが1956年に発表したSF小説

Wikipediaから抜粋

 

私は10代の時にこの小説を読みました。

古典的なSF小説で、読み終わったあと、ふんわり幸せな気分が味わえるファンタジー要素あり。

そんな印象の本でした。

 

タイムトラベル。

ピート(猫)可愛い。

幼女可愛い。

レオナルド・ダ・ヴィンチ!?(映画には関係なし)

やったぜ最後ハッピーエンド。

 

何十年も前に読んだ本なので、内容をしっかり覚えていたわけではありません。覚えているのは大体この程度。

懐古厨の私としては、内容を思い出すべく映画を見に行くしかないですね。

しかも三木孝浩監督。『僕らがいた』『先生』どちらも私の好きな映画を手がけてます。(生田斗真推し)

ヒロインも朝ドラ主演の清原果耶ちゃんだし、好きな要素がてんこ盛りの映画です。

 

 

ー大雑把な感想(ネタバレあります)ー

・猫のピート、想像よりデカ猫ちゃんだったけど可愛いから良し。

山崎賢人は人の良いお兄ちゃん感が溢れ出てて、トラブルに巻き込まれ顔してらっしゃる。

・清原果耶ちゃんはモネ以上の透明感でした。でも幼さを表現したかったのかルーズソックスにまつわる描写は好きじゃなかったな。

・三木監督の常連、野間口徹さん。またまたこんにちは。

藤木直人演じるピートという名のヒューマノイド山崎賢人のバディのような存在となって活躍。感情がないのに可愛らしい感じがとても良かったです。ちょっと欠陥ロボット的な感じなのかな?時々口が悪くなったり、『ガラスの仮面』で、笑い方や紫のバラを送ることを覚えたり(笑)

最近ガラスの仮面を読み直したばかりだったので、個人的にツボりました。

 

 

で、も、、、

 

見終わってすぐは、なんで???が頭に残って消えない。

映画も原作もどちらも知らない人に、なんのこっちゃなこと呟きますよ。

 

ネタバレ

↓↓↓

クラスマックスあたり、宗一郎(山崎賢人)が元の世界(過去)で襲われて倒れてるんですよ。

未来からきた宗一郎はそれを見てる。

宗一郎は過去の陰謀全てを軌道修正してから自分は再び冷凍睡眠で未来へ戻る。

でも、襲われて倒れている宗一郎も鈴(夏菜)に冷凍睡眠させられて未来へ送るられてしまうわけで(これが大元の話)

ちなみに鈴が送る宗一郎と未来からきた宗一郎は、それぞれ違う会社で冷凍睡眠します。

 

私 観賞後、一緒に映画を見た娘に

「変じゃん!未来で宗一郎が2人存在しちゃうじゃん!」ってモヤモヤをぶつけました。

娘はクールに「変じゃないじゃん、山崎賢人また過去に戻るんだから。2人存在しないじゃん。」って。

私「えええええ〜じゃ無限に同じことくりかえすの?この区間に存在してる山崎賢人 抜け出せなくて可哀想じゃん。」

娘「そうだよ無限ループだよ。始まったら延々と続くんだよ。」って

もうファンタジーがぶっ飛びました。

私 10代の時、この無限に繰り返される恐怖を何も感じてなかったの?

映像化されて初めて気がついたのか。

 

私、慌てて家に帰って原作探して読み返してみました。

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ボロボロだけど手元に残してあったー!

 

原作で確認すると最初の蘇生が2000年12月。2回目の蘇生が2001年4月というのを読んで、

『あっ!2回目の蘇生の日付を後ろにずらせば問題ないわけ?で、この2回目に蘇生した山崎賢人がそのまま未来で幸せに生きていけばいいわけか!?』

もう一回映画見て日付けを確認したくなりました。

『でも、鈴が宗一郎を冷凍睡眠させる事実は過去から消えてないわけだから、その宗一郎は未来で目覚め、また過去に戻って再び軌道修正する。そして自ら冷凍睡眠で少し先の未来へ。そこで幸せに暮らす…』

やっぱり同じことの繰り返しだから異次元がいっぱいできるってやつか???

 

原作の最後の方でも主人公が自ら小説内で違和感に触れていました。

今、自分がいる世界のことを

"現在、次元の異なった宇宙の一つに飛び込んでしまったのだろうか"

"以前の世界ではない別の世界なのだろうか"

とも、

極め付けは主人公が

"哲学には縁がない、現在を愛してる"と、

乱暴な結論にいたっていたのに、現在の私がびっくりしてしまいました!

別に物語なんだから深掘りは無粋とはわかりますが、、、

や〜大人になるってこういうことなんだ。昔 深く考えず受け入れてたことに違和感を覚えるようになるんだね。

 

 

さて、いったいこれは映画のレビューと言えるのでしょうか?

 

演者も素敵、映像も綺麗、猫のピートが可愛い、小道具にガラスの仮面!ということで、この人何言ってるの?って気になった方は是非映画館へとオススメして終わりたいと思います。